コナの街をふらりと散歩していたら目に止まった、
「フリヒエ・パレス」に入ってみることにしました。
入場料は$10。
入場料は建物の左側奥にある売店にて購入します。
英語の約1時間のガイド付き。
とても素敵な調度品などがあり写真を撮りたいところですが、
残念ながら内部の写真撮影はNGです。
フリヒエ・パレスの向かいに建っている教会。
モクアイカウア・チャーチ
1820年に創始されたハワイで初めてのプロテスタント教会。
フリヒエ・パレスの簡単な説明
フリヒエ・パレスは、1838年にカメハメハ大王の義弟、
ハワイ島二代目総督ジョン・アダムス・クアキニが建てたお屋敷です。
カラカウア王が夏の別荘として使用するようになってから、
宮殿と呼ばれるようになりました。
カラカウア王により、フリヒエ・パレスの大改装が行われ、
ベランダの拡張、外壁は土壁、内装は漆喰に変わりました。
天井は王冠の模様が金箔でほどこされ、クリスタルのシャンデリアも吊り下げられきらびやかになる。
クヒオ・ルームと呼ばれる部屋には、
カラカウア国王が使っていたコアの木一枚板で作られたダイニングテーブルがあります。
直径はなんと1.75m。
食器棚もコアの木を使った手作りのもの。
ビクトリア朝の家具やアンティークの食器は今では希少なコアの木を使ったもので、
家具の装飾もすばらしく一見の価値あり。
フリヒエ宮殿に住んだ人々
- 1838年:ハワイ島2代目総督のジョン・アダムス・クアキニが建てる
- 1844年:養子のウイリアム・ピット・レレイオホクに譲られるが数ヶ月後に亡くなり、妻のルース・ケエリコラニ王女に遺される
後継者がなかったので
- 1883年:従妹のバーニス・パウアヒ・ビショップ王女に遺される
- 年代不明:国王のディビット・カラカウアが購入
国王の未亡人カピオラニ女王に遺される - 1899年:甥のジョナ・クヒオ・カラニアナオレ王子とディビッド・カワナナコナ王子が相続
- 1914年:バスシェバ・アレン夫人に売却される
1925年「ドーターズ オブ ハワイ」が歴史館として、
フリヒエ・パレスを自主管理するということでハワイ準州政府が買い受け現在に至る。
現在は歴史館として公開されており、古代ハワイの美術文化財や19世紀のハワイ王朝ゆかりの品々が展示されています。
海側から見た建物
約1時間、詳しい説明がありますので、歴史好きで時間に余裕のある人はガイドツアーの参加をおすすめします。
ただ、英語が得意でない私(汗)には、1時間の説明はとてもとても長く感じました。
裏庭から海を眺めていると、
大きな客船が入港してきました。
ハワイでは本当にゆっくりと時間が流れていきます。
のんびりしすぎて、ハワイ島に1週間もいたら二桁の計算ができなくなるとか・・・。(笑)